ハロウィンを彩る！大人のためのとっておきのワイン特集
10月末は、ついにハロウィン！
仮装やホームパーティーを楽しみにしている人もいるのではないでしょうか。
ハロウィンとは、お化けや魔女に仮装した子どもたちが「trick or treat！（お菓子をくれないとイタズラするぞ！）」といいながら、お菓子をもらうために家をまわるお祭りです。
日本でも広く受け入れられ、年に1度のビッグイベントとして定着しています。そして、近年、ハロウィンの楽しみ方は広がり、日本のハロウィンは大人も楽しめるイベントになりつつあるのかな？なんて思います。
そこで今回は、そんな大人向けのハロウィンの過ごし方と、ハロウィンにおすすめのウクライナワインについてご紹介します。
ハロウィンってどんなイベント？
日本でも広く親しまれているハロウィンですが、その起源や歴史について知っている人は案外、少ないかもしれません。
ハロウィンを楽しむ大人のたしなみとして、ぜひご一読ください。
■ハロウィンの起源
日本では、仮装をしてわいわい盛り上がるイベントというイメージが強いハロウィン。
しかし、その起源は古代ケルトの宗教儀式「サウィン祭」だといわれています。
新年の始まりを11/1としていたケルト民族は、大晦日である10/31に現世と霊界とを結ぶ扉が開き、亡くなった人の魂や悪霊、魔女たちが街を訪れると信じていました。
古代ケルトの人々は、悪霊を追い払うために大きな火を焚き、死者の霊を慰めるために食べ物や飲み物を供えていました。
そして、魔女から身を隠したり、悪霊を脅かしたりする方法として仮装をするようになったと伝えられています。
19世紀にはアイルランドやスコットランドからたくさんの移民がアメリカへ渡ったのを機に、ハロウィンがアメリカの一大イベントとして定着していきました。
現在は、ハロウィン発祥の地のアイルランドやイギリスのほか、アメリカや東南アジア諸国を中心に、世界各国で行われるイベントになりました。
ハロウィンの過ごし方
近年、ハロウィンは、子どもはもちろん、大人も楽しめる秋の一大イベントへと進化しています。
ここからは、そんなハロウィンを愉快に過ごしたい大人へ、その楽しみ方をご紹介します。
さまざまな過ごし方にチャレンジして、素敵な思い出をつくってはいかがでしょうか。
■仮装をして「trick or treat！」
ハロウィンでは、魔女やお化けに仮装した子ども達が「trick or treat！（お菓子をくれないとイタズラするぞ！）」といいながら近所を練り歩き、お菓子をもらう風習があります。
日本でもその文化は広く受け入れられ、子どもから大人、ペットまでもが、ハロウィンにちなんだコスチュームを楽しんでいます。
ハロウィンに仮装というのは大定番ですが、やはり盛り上がるもの。
童心にかえって仮装を楽しんではいかがでしょうか。
大人のコスプレには、魔女やゾンビ、アニメのキャラクターが人気のようです。
普段と違う姿に変身して、パーティーを盛り上げましょう！
■ハロウィン料理を味わう
ハロウィンは悪霊を追い払うだけなく、親戚や友人などの良い霊に食べ物を供えて慰めるイベントでもあります。それにちなんで、美味しいお料理やお酒を持ち寄って、ホームパーティーを開催するのはいかがでしょうか🍷ハロウィンでは、カボチャ料理やお化けをモチーフにしたお料理が喜ばれますよ！海苔やチョコでジャック・オー・ランタンの顔を作ったり、デコレーションしたりすれば、ハロウィン気分をより味わえます。
■ウクライナのハロウィン「ヴェレスの夜」を再現する
ウクライナのハロウィンは、アメリカ・西ヨーロッパの国々とは少々異なっています。
ウクライナでも、ハロウィンの期間は休日になり、若者たちがクラブで仮装パーティーを開催して楽しむことなどはありますが、子ども達が「トリック・オア・トリート」と近所をまわることはありません。
ウクライナでは、ハロウィンの期間は「ヴェレスの夜」と呼ばれています。
一般的なハロウィンが悪霊を鎮める儀式という目的を持っているのに対し、ウクライナのヴェレスの夜は、善と悪を制御する神を崇拝するのが目的の風習です。
ヴェレスの夜の過ごし方は、まず、休日がはじまる前に、家を掃除して入浴することからはじまります。
そして、亡くなった祖先の魂のために、新しいほうきと綺麗な水の入ったバケツを用意します。
また、悪霊を怖がらせるために、家の中に灰を飾ったり、敷居の下に塩をまいたりすることもあるそうです。
秋の豊作への感謝を込めて、カボチャやリンゴ、ズッキーニや秋の花で家を飾ります。
さらに、ヴェレスの夜には、赤ワインの入ったグラスをテーブルの左隅に置き、その隣にキャンディー、クッキー、またはブラウニー（家内で家事を手助けする精霊）用のジンジャーブレッドを並べる風習があります。
用意を終えると、その家の家長の妻がクッキーを数枚添えて、こう言うそうです。
「ブラウニー、ブラウニー、私のお菓子を味わってください。軽蔑しないでください。私の家の良き主人、私の家族の番人になってください。」と。
ヴェレスの夜に欠かせない赤ワインを、ウクライナのハロウィンを想いながら、味わってみてはいかがでしょうか。
ハロウィンに楽しむワイン
ハロウィンにぴったりなワインをご紹介します。
ホームパーティーに持ち寄るお酒をお探しの人は、要チェックです。
■ハロウィンとワインの相性
カボチャ料理やお菓子など、ハロウィン・パーティーには美味しい食べ物が欠かせません！
こっくりとしたカボチャの風味を引き立てるワインや、デザートとなめらかにつながり調和するワインなど、ご馳走に合わせてワインを選べば、ゲストにもより喜んでもらえるのではないでしょうか。
ワインやアルコールが苦手な人は、蜂蜜酒を氷や炭酸で割ってみたり、ワインにフルーツを入れてサングリア風にしてみたりして、自分好みの飲み方を探してみてください。
■ハロウィンにぴったりのウクライナワイン
Vino Pionerでは、当社代表が直接現地でワイナリーと交渉をおこない、選りすぐったワインだけをご提供しています。
その中から今回は、ハロウィンにぴったりなワインを5本、ご紹介します。
スタホフスキー トラミネールオレンジ“W”
フレンチオークで熟成させ、ノンフィルターで瓶詰めされたオレンジワイン。
熟した果実やバラの花のような香りが特徴で、年に1回、限定で1100本だけ生産されるワインです。
色は、まさにハロウィンを連想させるような綺麗なオレンジ色をしています。
ピンクグレープフルーツを丸ごとかじったような果実味のある味わいです。
鮮魚とピンクグレープフルーツのカルパッチョや、カレー、少しスパイスの効いたお料理とも調和します。
チザイ メルロー
非常にバランスが良くとてもまろやかな味わいの赤ワインです。
カシスやイチゴのような果実味があり、心地よいタンニンと酸も感じられます。
このメルローに合わせたいのは、ハロウィンのお菓子でも定番のチョコレート！
ベリーのような甘味がほのかに感じられるので、ベリー系のデザートにもよくマッチします。
お食事ならトマト系のお料理、ミートソースや、焼き肉などもおすすめです。
甘味と酸味を感じるソースなどと合わせれば、お互いの味わいをぐっと引き立ててくれます。
ミード酒 3種（オソブリヴァ（白）・チェルヴォナ（赤）・ロゼヴァ（ロゼ））
ミード酒とは、蜂蜜酒のことです。
まさにドルチェなどにもぴったりのお酒で、白、赤、ロゼとそれぞれ全く異なる味わいをお楽しみいただけます。
蜂蜜だから甘いのかな？と思いきや、甘い香りながらドライな味わいも魅力の蜂蜜酒です。
オソブリヴァ（白）
オソブリヴァ（白）は、チーズを使ったお料理や鶏肉や、アクセントにローズマリーやハーブを使ったお食事にマッチします。
ドルチェならチーズケーキとも相性抜群です。
チェルヴォナ（赤）
チェルヴォナ（赤）は、ミートソースやラザニアなどトマトソースを使ったお料理と調和します。ドルチェならチョコレートケーキと合わせるのがおすすめです。
ロゼヴァ（ロゼ）
ロゼヴァ（ロゼ）は、ポークソテーや海老料理、少し塩味のあるチーズと合わせれば、甘塩っぱい味わいをお楽しみいただけます。ドルチェならベリーソースのかかったデザートに合わせてみてください。
ゲストが喜ぶワインに合うおつまみ3選
ハロウィン・パーティーを彩るおつまみを3つ取り上げて、ご紹介します。
■赤ワインに合うおつまみ🎃ボルシチ
ウクライナをふくむ東ヨーロッパや西アジアの伝統的な料理のひとつであるボルシチは、ビーツというカブによく似た野菜をつかった煮込み料理。
ハロウィンのイメージカラーである紫色や赤色を食卓に取り入れることで、一層、ハロウィンモードを演出できます。
ヨーグルトやサワークリームを使って、スープの上に蜘蛛の巣を描いたり、丸く切った人参やグリンピースを散らしたりすれば、さらに不気味でハロウィンにぴったりなスープが完成します。
ボルシチには、赤ワインの「チザイ メルロー」を合わせるのがおすすめです。
スープの酸味が赤ワインの豊かな果実味とマッチし、お互いの味わいを引き立てます。
■白ワインに合うおつまみ🎃カボチャのキッシュ
カボチャをつかった料理でハロウィンを盛り上げましょう！
カボチャ料理のなかでも、お好みの具材をいろいろと入れて楽しめるキッシュは、ホームパーティーでも人気の料理です。
温かくても冷めても美味しく食べられますよ。
チーズをたっぷりと入れるときは、リッチな果実味が味わえるまろやかな白ワインを、魚介を入れたキッシュには、爽やかな酸が感じられる白ワインを合わせるのをおすすめします。
旬のお野菜のうま味が楽しめるカボチャのキッシュは、白ワイン「ソーヴィニョン・ブラン」とも相性抜群ですよ！
■デザートワインに合うおつまみ🎃チョコレートのカップケーキ
カップケーキは、美味しくて食べやすく、ホームパーティーで喜ばれるお菓子のひとつです。
ホイップやマシュマロ、チョコペンをつかってお化けを描いたり、ハロウィンモチーフのピックを刺したりすれば、手軽にハロウィンにぴったりなデザートが作れます。
デザートワインとも合わせやすいチョコ入りのカップケーキを作ってみてはいかがでしょうか。
チョコカップケーキに合わせるワインは、「チザイ メルロー」がおすすめです。
ワインのベリーのような甘味と、チョコレートがなめらかにつながり、口の中で程よい一体感をお楽しみいただけます。
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ハロウィンの夜を楽しむために、土壌豊かなウクライナでつくられたワインはいかがでしょうか？
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